白ご飯のお供を求めて。-永谷園 七味ふりかけ-

白ご飯のお供、ふりかけシリーズ。最近はずっと丸美屋のソフトふりかけを試していましたが、今回はちょっと別のふりかけを試してみたいと思います。 

 とは言ってもふりかけ界ではメジャーどころの永谷園から、「七味ふりかけ」だ。 実は自分自身、七味が大好きで、蕎麦や牛丼・水炊きはもちろんの事、味噌汁やラーメン・ペペロンチーノ・筑前煮なんかにもかけたりする。マヨラーならぬ”七味スト”(shichimist)なのである。

 そしてじつはたまーに、白米にも普通に七味をかけて食べたりもする。ので今回はご飯にふりかける事前提に仕上げられたであろうこの七味ふりかけの試食とゆこう。

 何だろう、彩りが美しい。ノリの黒、七味の朱色、抹茶塩の緑、ゴマの金今まで試した中でふりかけの中で、見た目の美しさは一番だ。

 ちなみにかの有名な「永谷園のお茶漬け海苔」にも入っているあの緑の粒、あれはお茶の色を出すための着色料って分けではなく、”抹茶塩”の顆粒なのです。抹茶塩ってあの天ぷらとかで付ける、名の通り塩と抹茶を混ぜた調味料だ。

 頂きます。 んんなるほど、確かに七味の香りとこの独特の永谷園の味(?)が織り交ざって口の中を進んでゆく。 しかし、ご飯に寄り添うようにチューニングされているからか、本来の七味にあるパンチ力が足りない気がする。

 今度は納豆にかけてみた。 なんかたくさんの味が混ざってちょっと違うかなって感じ。

 次は蕎麦に、、と言いたいところだが、それも普通すぎるので

 大根、白菜、厚揚げ、豚バラ少々を薄めの白だしで煮てみた。なんやろな、水炊きとおでんの中間みたいなおかず。

 そこにネギと七味ふりかけをまぶして出来上がり!

 これは料理自体がとても美味しくできたので七味ふりかけにめっちゃ合いますな。でも普通の七味でも遜色ない気がする。

 調節された七味のふりかけよりももっと素材の味むき出しの普通の七味の方がやっぱり薬味としては優秀なのだと気付いた。

 という事で、個人的な今回の結論。

  • ご飯と食べるなら、七味ふりかけと普通の七味を混ぜて食べるのがベスト!
  • 他の料理には普通の七味で十分!

 という事でまとまった。ただこれは七味が大好きな自称”七味スト”の意見なので、七味ストなだけに少々辛口である事をお許しくださいませ。