スタジオジブリ静止画の無償提供。今月も6作品が新たに!

 今月は6作品

 先月のジブリ映画の場面写真に続き、今月もスタジオジブリが「作品の場面写真」を新たに6作品追加で提供を開始した。今回はこのジブリ画像の使い方を考えてみたいと思う。 

 前回の私の記事はコチラ↓

 

 全国民に愛されているといっても過言ではないジブリ作品たち。先月の場面写真の提供から始まって今月も月半ばの16日に新たに公開写真が追加された。今回は、ハウルの動く城・猫の恩返し・耳をすませば・となりの山田くん・ギブリーズ、そして、もののけ姫だ。

 個人的には1,2を争うくらい好きな作品である「もののけ姫」が追加されている事が今回一番うれしい。

 画像の使用方法を考える

 ”場面写真”や”静止画”という言葉を使っているが、要するに”ジブリの画像”を合法的に使用することができるという事だ。 この”ジブリの画像”を実際に使用する場面を考えてみた。

 今回公式サイトにはこう書かれている「常識の範囲でご自由にお使いください」と。とてもざっくりとした表現だ。自分はこのようにブログ記事の間に掲載する形で使用している。他にはツイッターやインスタグラム等のSNS、またyoutube等の動画投稿の際に画像を差し込むこともできるだろう。

 ちなみにスタジオジブリは今年の4月にWEB会議等に使用できるように、壁紙を無償提供した事も記憶に新しい。 その時には「使用上のお願い」という但し書きがあり、商用利用を禁止し、あくまでもWEB・TV会議を目的とした提供であるとの記載があった。 しかし、今回はそこまで限定的な言及はない。

 ”常識の範囲” で ”自由に”。 もちろん著作権自体はスタジオジブリにあり、商用利用や大きな加工をし再配布することや、公序良俗に反するコンテンツ等で使用することもいけないだろう。ただ、画角を整えたり、見やすくコントラストを調節したりすることは問題ないと思う。

 スタジオジブリの想いとは何か。 

 この先月からの無償提供の意味とは何か。それはたくさんの人々にこのジブリの画像を使ってほしいという事なのだと思う。

 4月のWEB・TV会議用壁紙、夏の4作品の再上映、2020年という激動の年にスタジオジブリは様々な方法で、作品の中と同じように、というより作品の中を飛び出して現実世界の人々一人ひとりと一緒に「今」を生きようとしているのではないだろうか。 だからこそ今回はできるだけ限定的な表現は避けて”常識の範囲で”たくさん使ってね!という積極的な発信なのだと思う。

 私は作品の中ではナウシカやもののけ姫が大好きだ。もののけ姫なんて学生当時に3回も劇場に足を運んで鑑賞した(男同士で笑)。 ナウシカやサン、アシタカからのメッセージが自分には聞こえる。「生きろ」と。

 今や誰もが様々なソースで発信できる時代だ。今年のこの一連のスタジオジブリの動きはジブリ自身にも大きな意味を持つ事だろう。そして私は来月も他作品の場面写真の公開を楽しみにしている。

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