【まとめ】世界遺産検定2級、1ヶ月半で一発合格。勉強法解説

 ※2021/3/19 テキスト・過去問情報更新

 今月2020年9月に世界遺産検定2級を受けて合格点に達したので、勉強時間や難易度、勉強法など一連の流れをまとめてみようと思う。今回も3級同様、概要から説明してゆく。

世界遺産検定とはどんな資格か

 世界遺産検定のHPをから一部抜粋するとこう書かれている

 人類共通の財産・宝物である世界遺産を通して、国際的な教養を身に付け 持続可能な社会の発展に寄与する人材の育成を目指した検定。

 世界遺産検定は民間資格である。NPO法人世界遺産アカデミー主催。また、受験料の一部は世界遺産基金に寄付されるらしい。受からなかったら寄付したと思えばいいとおもう。(笑)

 受検者数は2級と3級が多く、第38回(令和2年2月)と39回(令和1年12月)の合計が2級で5,513人、3級で6,047人と、1回に平均3千人くらいが受けている。

2級について

申し込み

 申し込みは郵送とインターネットの2通りが可能。 詳細は世界遺産検定HP

3級との比較

 2級の特徴をまとめる前に3級との比較を表にしてみた。

2級3級
問題数60問/100満点60問/100満点
解答方式マークシートマークシート
合格点60点(又は受検者の40%)60点(又は受検者の60%)
合格(認定)率51.1%*77.9%*
海外の世界遺産対象300件対象100件
*第38回(令和1年12月)と39回(令和2年2月)での算出

 比較すると、3級の合格率は7割~8割であるのに対して2級の合格率は4割~6割である。そう、半分以下の割合になる時もあるのだ。2級も3級も日本の世界遺産23件は(2020年現在)すべてが試験範囲だが、海外の世界遺産の対象範囲は3級の100件に対し2級は300件と3倍になる。

カテゴリー・テキスト等

 出題のジャンル分け、各セクションごとに分けると次の様になる。

  •  世界遺産の基礎知識
  •  日本の世界遺産全件
  •  海外の文化遺産
  •  海外の自然遺産
  •  その他(時事問題等)

 前項でも触れたが、海外の世界遺産は自然遺産・文化遺産合わせて300件が対象となる。次に勉強に使用するテキストと過去問集を確認見ておこう。これはどちらも世界遺産検定事務局公式の書籍だ。

【テキスト】

ー世界遺産検定2級公式テキストー
くわしく学ぶ世界遺産300 <第4版>
¥2,000(税抜)2021/3/15発売
https://amzn.to/30TzMoM

【過去問題集】

世界遺産検定1・2級公式過去問題集
<2021年度版> 
¥1,600(税抜)
https://amzn.to/2P4tFvk

 テキストも過去問集も1種類しか存在していないのでそれぞれ購入すると良いだろう

中古本を購入するメリット・デメリット

 この項目については結論から書く。

テキスト ⇒ 最新版を買え

過去問 ⇒ 最新版を買った上で中古購入もあり
※時事問題は解かなくていい。海外の遺産300件がマイナーチェンジする

 

 では解説してゆこう。中古のテキストや過去問はメルカリ等で安価に購入できる。それが果たして正解なのか自分自身の経験から考えてみた。

 まずテキスト。これは最新版を購入するべきだと思う。世界遺産は毎年更新され増えてゆく(2020年の今年は例外として)ので古いテキストに載っていない遺産物件は自分で調べて補完しなければならなくなるからだ。 もちろん最新版のテキストが中古品として出回っている場合は別だが。

 次に過去問。これは以前の過去問を購入しても活用できるとおもう。やはり前年の4回分だけでは不安になる人もいると思うし、より知識を深めやすくなるからだ。もちろん最新の過去問を購入したうえで2冊目に利用する場合の話だ。
 しかし、注意点も少しある。時事問題は試験の直前の出来事が問われるのでここら辺の問題はあえて取り組む必要はない。自分も2015年版の過去問を購入したのだが、2014年に新たに登録された海外の物件を問われても全くわからなかった。(もちろん、今後1級の試験を視野に入れるならば解いておいて損はないと思う。)
 そして、これは2015年番の過去問を解いて気づいたのだが、問われている世界遺産がわからなくて最新の2020年のテキストを確認したところ載っていなかった。つまりテキストが更新されると対象の海外の世界遺産のラインナップもマイナーチェンジしているという事だ。

試験結果

 試験直後の手ごたえとしては、合格(認定)はできると思うけどそんなに高得点ではないかな、という感じだった。 ちなみに自己採点で84点だった。 当日の様子を以前の記事で投稿しているのでこちらも参考に。

試験対策

勉強時間

 7月の末にギリギリ申し込んでそこからテキストを読み始めたので、申込んでから勉強を始めても問題ないと思う。 実質しかっり勉強を初めたのは試験まで1ヵ月を切ったあたりからだった。

勉強方法とポイント

 

 これはカテゴリーによって取り組み方を変えるべきだと思う。

 世界遺産の基礎知識についてはページ数も少ないながらそこから約20%出題されるので赤字・太字に限らずしっかり読み込んで覚えるべきだ。特に世界遺産の登録基準10項目文化的景観のカテゴリーは毎年何かしらのかたちで出題される傾向にあるのですべて答えられる様にしておきたい。

 次に日本の世界遺産、これもテキストの赤字や太字だけでなく全体の文章や地図の場所、テキストに記載がある物は対象範囲と考えて過言ではないと思う。

 そして海外の世界遺産。1ヵ月程度の短期決戦を考えているならポイントというか作業手順は以下の通りだ。まずすべての遺産の赤字・太字のみ覚える。そしてテキストの見開き1ページもしくは半ページ以上の掲載範囲の広い物件は赤字・太字の前後の文章も含めて読んでおくべきと考える。

 3級から引き続いて受験する場合の事こと。 自分の場合世界遺産検定3級に挑んだ後に2級に挑んだ。しかし日本の世界遺産は3級の知識をベースに勉強を進めたが、海外の世界遺産は対象の遺産がガラリと変わる。また同じ遺産でもテキストの赤字や太字が変わっているのでもう一度覚えてゆくといった印象だ。

最後に

 

  世界遺産検定は2.3.4級の試験に関しては年4回開催されている。もし不合格でもすぐに次の試験が受けられるのがいいところだと思う。そして2020年12月試験よりCBT試験というものが導入される。コンピュータを使って受験できるシステムだ。
 これは試験日が1日だけでなく15日間の期間からいつでも受験可能で全国280か所の会場で受験可能となっている(2020年9月現在)CBT試験について詳しくはコチラ⇒世界遺産検定HP

 私がこれから受検予定の1級にはない制度なのだが、これから2級以下を受験する人にとって試験を受ける事のハードルがぐっとさがったのではないだろうか。またCBT試験につては改めてまとめていこうと思う。