息を止めたら広がる世界

どれくらいできる?

さて、あなたは一体どれくらいの時間息を止めることが出来るだろうか。このあいだ、youtubeを見ていると息止めに挑戦している動画にたどり着いて何となく最後まで見てしまった。
 ノーカットで3分半くらい水に顔をつけて息を止めているのだ。画面の向こうの人物はおそらく素人で、記録にはとても満足な様子。

 そういえば自分はどれくらい息を止めることが出来るのだろうと試してみた。ストップウォッチを片手に挑戦。

。。。1分35秒

 とても頑張ったつもりなのにそんなものか。

  しかし、呼吸を再開する時にあることを感じた。ひと呼吸するとすぐに血液が波のように体中に行きわたる感覚と、そして何よりもとても気分と頭がリフレッシュした事だ。

風邪をひくと肌がきれいになる

 話は少し変わるが自分はアレルギー持ちだ。肌のアレルギー、軽いアトピーというやつだ。 アトピーを引き起こす様々な要因のひとつに、免疫が異常に働いてしまうというものがある。肌の乾燥やホコリ、ちょっとした刺激に抗体が反応して炎症を起こす・かゆみを発生させる。

 通常は外部の侵入者から体を守ってくれるはずの免疫システムが、異常に反応して自分の体を傷つけてしまう感じ。花粉症でもおなじみの現象だ。

 これは自分自身の個人的な実体験なのですべての人に当てはまるわけではないと思う、と先に断っておくが、風邪やインフルエンザ等で高熱を出し2~3日寝込んだ後、気が付くと自分の肌がスベスベになっていて、普段ついつい掻いてしまって赤くなっているところも綺麗に治っているという事がしばしば起きる。

 これはつまり普段カラダが健康な時は暇を持て余して、ちょっとした刺激にも過剰に反応し自身の肌を攻撃していた抗体が、ガチのウイルスが体内に侵入し忙しくなった為に皮膚の方に過剰反応しなくなった結果、肌がアレルギーを持ってない人と同じ状態になった(戻った)と考えられるのではないか。少なくとも体験した自分はそう感じた。 

デスクワークの合い間に息を止める

 なにが言いたいのかというと、体にウイルスが侵入した場合も、酸素が足りなくなった場合も、生命に直結する事態なので自動的に対応が最優先される。それまでいらないところに入ってた力が抜けて一旦リセットされるのでアタマもココロも、カラダもリフレッシュできるという事だ。

 会社のデスクワークで短い休憩しか取れない時や、テレワーク等でちょっとやすみたい時に効果的な方法だと思う。

 ‟息を止める”で検索すると半分くらいスピリチュアルな香りのするサイトがヒットする。なのでそういった雰囲気をまとわない様に、かといって息止めの科学的な効果やメカニズムについてもたくさんの参考になるサイトが出てくるのでそこもほかのサイトに任せて、ここでは自分自身の経験からくる持論や気持ちを記してみた。

 さっきもう一度息を止めて測ったら1分59秒だった。もうほぼ2分じゃないか。 この文章を読み終えた人は必ず挑戦していると思う。さぁ1分59秒を越せるか、是非試してみて欲しい。

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