セキュリティソフトは必要?サイトで調べる前に知っておきたい事

PC買い替え時に悩むこと

 新しいパソコンに買い替えた時にまず頭をよぎるのはセキュリティソフトの導入だろう。新品のパソコンならばセキュリティソフトの無料体験版が30日や60日という期間を限定して初めからついてくるものが多いのでなないだろうか。 
 自分はwindows人間なのでmacのことはわからない。あくまでもwindowsPCに関した話になるのでご了承願いたい。

自分自身は全く利用していない

 結論というか自分自身の事実を先に述べるならば、セキュリティソフトをかれこれ10年以上導入していない。これが正解なのかは一旦置いておいて、その理由が以下の2つだ。
  

○経済的な理由

 これは言わずもがな。自分が最後に買ったセキュリティソフトは確か2000年代後半くらいで、1年間で5000円くらいのノートンかウイルスバスターだった様に思う。今はスタンダードやスーパー××、××プラスなど性能にグレードがあったり(昔からあったかもしれないが)、3年分や5年分、サブスクリプション等サービスの期間や形態もたくさんあって値段も様々だと思う。 しかし利用するとなればPCを使う限り必要になるので定期的に幾分かの料金は必要になってくる。
  

○使用ソフトとの兼ね合い

 実はこちらの理由が大きいのだが、自分はパソコンを使って自宅録音,いわゆる‟宅録”を行う。そのためのプログラムソフトの動作にセキュリテーソフトが影響するので宅録作業中にはセキュリティソフトを切っておく必要があった。
 つまりセキュリティーソフトをつけたり切ったりしていたらあまり意味をなさないと思って利用をやめてしまったのだ。

 という事で、もうずいぶんとセキュリティソフトを利用していないのだが、昨年末に新しいパソコンを購入するにあたって改めてこの令和時代のウイルス対策を少し調べて考えてみたのでまとめてみた。
 

Windows Defenderで大体は問題なし

 少しアバウトな表現になってしまったがマイクロソフト社はwindows8からWindows Defenderというマイクロソフト社独自のセキュリティプロクラムを標準装備している。これが近年性能が上がり他社の有料版ソフトと変わらないくらいになっている。

 しかし、デフォルトではオフになってる機能も一部ある為、自分で設定する積極性も必要。またサポート体制は他社に比べて手厚くない。など手放しで安心というわけではない。


 参考 Windows Defender(Windows 10)の評価レビュー
 参考 ウイルス対策はWindows Defenderだけで大丈夫なのか?

 

 投資やECサイト運営など、金銭運用を頻繁にする方はやはり別でセキュリティソフトを入れておいた方が良いだろう。

作業用PCとネット用PCを分ける

 これは実現できる人とそうでない人が分かれるかもしれないが、宅録や動画編集、画像編集等の作業用PCは常時ネットには繋がず、ネット閲覧、検索、資料収集等に使うネット用PCと分けて使えば、PCが2台必要になるが有効な対策だ。
 常時ネットに繋がないことでセキュリティはとても高くなる。自分自身この方法で何年も対策している。

情報を参考にする時、善良な考察サイトを見分けるには

 実はこの記事で一番言いたかったことはコレだ。こんな雑多なブログよりもPCについて専門的で詳しいサイトなんでいくらでもあるので、そういったサイトでセキュリティソフトのことを確認すればいい。だがしかし、ネット上には数えきれないほどのサイトページがある。 
 たくさんチェックして参考にするに越したことはないのだが、全てのサイトが親切丁寧な意見を述べているとも限らないので、どのサイトを信用するべきか、個人の判断力が必要になってくる。
 

 そこでポイントになってくるのがそのサイトの「広告」だ。

 
 比較・考察をしているサイトにウイルスソフトの広告があった場合は注意が必要だ。なぜならセキュリティソフトの広告報酬料は高めなので、広告を貼り付けてサイトから実際に購入があれば、サイト運営者には実入りがいい。少しでもセキュリティソフト宣伝をして広告費を稼ぎたいのが本音と言える。

 しかし、ややこしいのだがGoogle AdSense(グーグルアドセンス)広告の場合は別だ。 アドセンス広告というのはページ閲覧者の情報に基づいて最適な広告を自動表示してくれるので、サイトの運営者が広告内容を決めてるわけではない。あなたが直前に調べた履歴なんかが反映されて表示される。アドセンス広告だけを表示しているサイトはセキュリテイソフトの広告サイトとは言えない。

 見分け方としては何度かサイトをリロードしてみるといい。その場所にあった広告が毎回変わっていたらアドセンス広告だ。

 見分け方がややこしいならばざっくりと、広告が全くないか少ないサイトで書かれている内容を参考にウイルスソフトの是非を検討してみるといい。